脳の視床下部にストレスが加わると、自律神経は交感神経に傾き、心拍を上げ、末梢血管を収縮させ、胃腸の動きを止めるよう働きかけます。当然、末端である皮膚には新鮮な栄養も酸素も行き届かなくなり、乾燥・肌荒れに。また、ストレス状態が続くと男性ホルモンが副腎から出やすくなり、それが皮脂腺を刺激してニキビの原因にも。ストレスを感じた日は、副交感神経を優位にさせるような楽しく心地よいケアを取り入れ、自分をかわいがってあげましょう。
体内時計の調整や、細胞の修復・再生、ストレスの除去など、睡眠中に行っているメンテナンスが十分に行われないと、免疫力が下がり、活性酸素がたまりやすく老化が促進されます。くすみ、くまに始まり、長引くと慢性疲労、無気力など、全身性・精神性の不調に発展する可能性もあるので要注意。また、寝不足は味覚を変化させ、味が濃く油っぽいものを欲するようになるため、ダイエットには大敵。就寝・起床時間を一定に保ち、朝セロトニンを出す習慣をつけて眠りの質を高めましょう。